弁護士の小坂です。
私は大学を卒業するまでほとんどパソコンを使ったことがありませんでした。
パソコンを起動したり、シャットダウンしたりすることすらできず、それをいとも簡単に操作している人を見てすごいなぁと思っていた遠い記憶があります。
そんな私も大学を卒業して司法試験予備校でバイトをはじめました。それをきっかけにコンパック製のパソコンを購入しました。モニターはブラウン管、やたらと迫力のある音を出すJBLの外付けスピーカーが付属していて、キーボードもとても打ちやすかったように思います。
私は、ポストペットの打モモというタイピングソフトをひたすらやりまくりました。1か月程度でタッチタイピングができるようになり、その後も1年間毎日のようにタイピングソフトをやっていました。単にゲームとして面白かったからです。そのうち1秒間に何回打鍵できるかという当初の目的を逸脱した挑戦を開始していました。
そんなわけでいつしか文書を作るには困らないくらいのタイピング術を身につけました。その後、弁護士になってから、何時間もぶっ通しで書面を作成することが増えていきました。
そして私が出会ったのが、東プレのリアルフォースです。キーボードに関心がある人にとってはあまりにも有名な製品です。しかし、キーボードに興味がある人というのは世間的にはあまり多くないようなので、誰でも知っている製品というわけでもないようです。
いま東プレのサイトを見ましたが、自動車の外装部品をプレスしている動画が流れていました。キーボードを目当てにこのサイトに行き着いた人は一瞬サイトを間違えたかと思ってしまうかも知れません。が、ちゃんと電子機器関連製品としてキーボードも紹介されているので間違いではありません。
前置きが長くなってしまいましたが、もう私はずっとリアルフォースを使い続けるのだろうなというくらいこの製品に惚れ込んでいます。製品としての作り込み方がとてつもないレベルです。高価な品なのに、否、高価であるからこそ、今時にもかかわらず有線のキーボードです。本気度がうかがえます。リアルフォースの特徴、それは当然、スイッチ機構に「静電容量無接点方式」を採用していることです。なんだか凄そうですが、本当はよく分かっていません。先日、チコちゃんに叱られる!を見ていたらスマートフォンの画面にも静電容量方式が採用されていると説明されていました。私は、テレビを見ながら、「これはあれだ、リアルフォースのあれだ」と思いましたが、その感動を分かち合えるマニアな人は近くにいませんでした。技術的なことはさておき、打鍵感がなんともいえず心地よいのが特徴です。私は一番荷重の軽いタイプを使っていますが、とにかくぬたぬたとキーがなめらかにストロークします。どう表現すべきかわかりませんが、私にはぬたぬたということばがしっくりきました。
ロジクールの無線キーボードなんかを置いて机周りをすっきりさせたいと思ったりすることもありますが、キーボドから伸びていく無骨なコードもリアルフォースのよき個性と思えます。

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