【ブログ】アサガオ観察日記①~発芽処理

事務所の西側にクレマチスを植えたのですが、今年はもう花を咲かせないみたいなのでアサガオを育てることにしました。

いつものごとくジョイフルホンダ、いわゆるジョイホンで苗やら種やらを仕入れてもよかったのですが、何か変わったものでも育てたいなと思ってしばしネットサーフィンしてみました。

asagao_danjuro1そこで、いろいろ珍しいアサガオがあると知ったのですが、Amazonでも売っていた「団十郎」を育ててみることにしました。この団十郎というアサガオは、幻のアサガオと言われているそうで、柿色(栗の皮のような赤茶色)の花を咲かせます。それが市川団十郎の何代目かの三升紋の色に似ていたそうで、うんぬんかんぬんと、ウィキペディアにいろいろ書いてあります。

団十郎は1メートルくらいにしかならないようなので、クレマチス用のネットにはびこらせるためにアーリーヘブンリーブルーという種の種も仕入れました。こちらは割とオーソドックスなアサガオのようです。アーリーというのは早めに咲いてくれるという意味らしいです。ヘブンリーブルーというのは天のような青さってこと?asagao_heavenlyblue1

発売元によると発芽処理していないから必ず処理するべしとのこと。発芽処理って何?調べてみるとアサガオの種の皮は固すぎてそのまま蒔いても発芽しないのがあたりまえとのこと。発芽処理されて売っている種も多いようですが、今回買った団十郎もアーリーヘブンリーブルーも未処理でした。

 

yasuri発芽処理は、種のへそ(根っこが出てくる部分)を傷つけないように反対側の背の部分の皮を少し削って白い部分が露出すればいいみたい。爪切りでも削れるよってネットのブログで出ていましたが、特に器用でもない私は、やっぱヤスリが一番だねっと、AmazonでTAMIYAのヤスリも調達しました。TAMIYAってあのプラモとか製造しているあれですよ。

そして、いざヤスリ掛けに挑むと、皮は予想以上に固く、きちんと種を固定してある程度力を入れてヤスリをかけないと皮がむけてくれません。しかし、種は小さく、指で強くホールドしようとすると種が指に埋まってしまい、指にヤスリ掛けをしてしまいそうになります。否、何度か指を削りました。団十郎はまだ大きく丸い種なのでつかみやすかったのですが、アーリーヘブンリーブルーは、細長い小さな種なので、苦労しました。つかむ種の場所とつかむ力を何度も調整しながら、一つ一つヤスリをかけました。ごりっとうまく皮が削れると、やったぜという気持ちになります。

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tane1

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キッチンペーパーを湿らせて、種をピンセットで一個ずつ置いていきます。ヤスリかけして露出した白い部分を水につけます。水は種がひたひたになるくらいにして、水没はさせないようにしました。それであっているのかよく分かりませんでしたが、手探りでやっていきました。上の写真はだいたい4~5時間経過した時の様子ですかね。根か葉みたいなのが出てきています。実は水に浸して1時間もすると変化がありました。すごい!

約24時間ほど水につけました。種が水を吸って膨らんでいきます。何度も水を付け足しました。

 

翌日、事務員さんに頼んで、種蒔き専用のしゃりしゃりした土に種を蒔いてもらいました。下の写真は種まきから2週間を経過したようすです。

丸っこくて大きい双葉は団十郎、細長いのはアーリーヘブンリーブルーです。

去年は、ひまわりの双葉をナメクジに食べられてしまったので、今回ははじめからナメクジバスターを蒔いておきました。彼らはいったいどこからやってくるのだろう?

今年は異例なくらい梅雨入りが早まりそうだと言われていますが、植物や作物の成長に支障がないといいですね。あと、うちのアサガオたちにも。

よければ来所した時にアサガオの成長を確かめてください。

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